チョコレートによる虫歯予防!?

チョコレートを食べると虫歯になるって言われることはありますが、チョコレートを食べると虫歯予防になるってホント?

その秘密はカカオ豆にあり

ウーロン茶や緑茶には虫歯予防効果成分が含まれていることが知られていますが、これら以上にチョコレートやココアに含まれているカカオ成分には虫歯を防ぐ効果があります。

チョコレートには「カカオ・ポリフェノール」という成分が含まれていて、このポリフェノールが抗酸化物質として、歯にもたくさんの良い効果をもたらします。

カカオ豆から作るカカオマスの抽出成分に、虫歯菌の一つであるソブリヌス菌、ミュータンス菌が歯に付着して歯垢をつくる働きなどを抑える作用があることを実験で確認し、「カカオポリフェノールに虫歯を防ぐ作用がある」とされています。

虫歯菌に感染したラットの虫歯の進行をおさえることも分かりました。

カカオ・ポリフェノールの効果

  • 虫歯の原因になる虫歯菌への抗菌作用
  • 歯周病菌に対する殺菌効果
  • 歯垢をつきにくくする
  • 口臭を防ぐ
  • 口内の浄化

虫歯の大好物は砂糖!

しかし、安心してはいけません。一般に市販されているチョコレートには、砂糖が大量に入っています。

虫歯の元になるミュータンス菌やソブリヌス菌は砂糖を餌として強い酸を出します。この酸が固い歯を溶かして穴が開いて虫歯になります。砂糖は虫歯菌の大好物です。

砂糖を食べてもすぐに虫歯になることはありません。歯が溶けて穴になるには時間がかかります。砂糖を口の中に残さないことが大切ですので、食べた後の歯みがきを忘れずに。

どんなチョコレートがいいの?

美味しい上に、化学物質に頼ることなく、口腔環境を整えることが出来る優れもののチョコレート。しかしここで大切なのは、チョコレートの種類です。

ミルクチョコレートからは抗酸化成分であるカカオポリフェノールはほとんどなくなってしまっています。そしてホワイトチョコレートにはカカオポリフェノールは含まれていません。

カカオポリフェノールの含有率が高い、カカオ70%以上のダークチョコレートが歯にはおすすめです。