チョコレートは傷の治癒に効果的

チョコレートやココアで傷の治りが良くなるので、実際に医療機関でも活用されています。

血圧低下、キズが治る、整腸作用は医療の現場で使われるほど効果があり、EUの食品安全機関が血圧抑制効果を正式に認めています。

患者が毎日板チョコを食べ続けたところ、驚異的な回復をした

全国およそ20の病院でチョコレートが患者さんの栄養補給に使われ、実際、患者さんの傷の治りが通常1週間かかるところ、4日で治ったというケースもあったそうです。

傷の治癒促進効果については、ココアを餌に投与したラットと、投与しないラットで傷の治りぐあいを比較する実験を行ったところ、ココアを投与されたラットのほうが約30%ほど傷の治りが早いことがわかりました。

便臭をおさえる

さらに研究において、3杯のココアに相当する量を摂取してもらったところ、便臭が抑えられるということがわかりました。これは、カカオに含まれる抗菌物質が匂いのもととなるアンモニアやメチルアミンなどを抑制するためだといいます。

同時に便通の改善も見られました。入院患者さんは、抗生物質などの影響で腸内環境が悪化しているケースが多く、排便が正常でない状態になりがちです。ココアはこうした患者さんの便通をスムーズにするだけではなく、腸内環境を整えてくれます。

ココアのダブルの効果で、体臭にも効果が期待できそうですね。

細菌をおさえる

ココアは胃かいようや胃がんとの関連が深いピロリ菌や重い食中毒で知られる病原性大腸菌O-157が増えるのをおさえるなど、細菌の感染に効果があります。

どうしてチョコレートやココアで傷の治りが早くなるの?

カカオに含まれるミネラル―亜鉛と食物繊維が怪我や傷の治りを早めます。

亜鉛

人は細胞分裂によって傷を治していきます。カカオには、皮膚の再生に必要な微量元素の亜鉛が多く含まれていて、細胞分裂を活発にする働きがあります。

ポロフェノール

カカオに含まれるポロフェノールには、過剰な炎症を抑制する働きがあることが考えられます。

食物繊維

亜鉛の吸収率を良くするには便通が良くする必要があります。
ココアに含まれる食物繊維が便通を良くします。